「気象学 気候力学」(住 明正教授)

東京大学 サスティナビリティ学連携研究機構(研究室なし)

研究内容

「サステイナブルな温暖化対応策フラッグシップ・プロジェクト」温暖化に関する研究課題/認識の構造化

テーマ:
気象学 気候力学
概要:
地球持続戦略研究イニシアティブ(TIGS)では、地球持続戦略を構造化するため、複雑で多岐にわたる地球環境問題について問題群を俯瞰的にとらえ、その構造や相互関係を明確化します(問題の構造化)。従来の個別対応型の科学技術の限界を克服するため、既存個別分野間を俯瞰的に結びつけ、問題解決に包括的かつ実践的に取り組みます(学術の構造化)。また、問題の現場であるアジアに設置されたIR3Sの研究拠点を利用しつつ、地球持続性にとって決定的な意味を持つアジアのサステイナビリティについての研究を中心に業務を推進します。
そして、「知の構造化」と「問題の構造化」を通して、持続的社会の実現を可能とするような社会のデザインや施策を社会に発表していきます。
TIGSでは、TIGSの研究活動と、東京大学以外の参加大学の研究拠点での特徴ある研究が相互補完的な役割を演じ、それぞれが最先端の研究成果を生み出して、全体としてサステイナビリティ学の創生が強力に推進されるようにしていくことをめざしています。
キーワード:
サスティナビリティ, 気候変動, 気候モデル
学部体系:
理工学系(理学系)
研究分野:
地球環境(太陽光・風力など再生可能エネルギー, バイオマス・バイオ燃料関連, 省エネ技術・エネルギー有効利用等, エコビルディング, 交通とエコモビリティ関連, 炭素隔離・固定関連, 監視・予測関連, オゾン層保護対策関連, その他地球環境関連)

研究室概要

大学・研究室名
東京大学 サスティナビリティ学連携研究機構(研究室なし)
【先生のプロフィール】
氏名:
住 明正
出身大学:
東京大学理学部物理学科
出身大学院:
東京大学大学院理学研究科物理学専攻
職歴など:
昭和48年4月 気象庁東京管区気象台調査課
昭和50年4月 気象庁予報部電子計算室
昭和54年2月 ハワイ大気象学教室助手
昭和56年5月 気象庁予報部電子計算室
昭和60年4月 東京大学理学部地球物理学教室助教授
平成3年7月 東京大学気候システム研究センター教授
平成7年10月 東京大学気候システム研究センターセンター長を兼任
平成17年8月 東京大学サステイナビリティ学連携研究機構地球持続戦略研究イニシアティブ統括ディレクターを兼任
平成18年11月 東京大学サステイナビリティ学連携研究機構・教授(特任教授を兼任)
研究室HP:
http://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/tigs/
【研究室連絡先】
東京都文京区本郷7-3-1第二本部棟4階412号室

先生からのメッセージ

もともと大学というのは知の拠点です。従来の学問・研究分野は、対象に規定されて発展しており、過去の問題や課題を解決するための人間の知的な営為の整理のうえに成り立っています。現在、知の融合や文理融合が叫ばれているのは、学問や知性が立ち向かわなければならない現実が変化してきたからです。学問は現実の課題から触発されて発展してきました。しかし、現実の課題は進化してゆきます。これに応じて、学問も進化してゆく必要があります。このような話をすると、今までの学問を捨てて何か新しいことを始めなければ、と考えがちですが、それは違います。新しい学問は個別の学問と別ものではなく、むしろ既存の積み上げられた知識を有効に組織する新しい枠組み、考え方の枠組みと人材が必要になってきます。そしてその根底には、新しい問題に挑戦していく気迫と組織・マネージメントが必要とされています。今は解かなければならない課題に果敢に挑戦すべき時であり、このためにも、TIGSが前衛として大学の知的活動を担ってゆくつもりでいます。

(2009年1月現在)