「東アジア域における広域大気汚染の研究」(畠山史郎教授)

東京農工大学農学部(大学院農学府) 無機地球化学研究室

研究内容

大型光化学チャンバー(国立環境研究所)

中国での観測に用いた飛行機

沖縄辺戸岬大気・エアロゾル観測ステーション(国立環境研究所)

テーマ:
東アジア域における広域大気汚染の研究
概要:
研究室では、(1)東アジアから輸送される大気汚染物質の航空機を用いた観測(航空機観測によるガス状成分の観測とデータ解析)、(2)東アジアから輸送されるエアロゾルの航空機を用いた観測(航空機観測による粒子状成分の捕集と測定、解析)、(3)沖縄の気塊に含まれる過酸化物の計測、(4)東アジアから輸送されるエアロゾル中の炭素成分の変動(EC/OC計で通年測定されるエアロゾル中の炭素成分の変化など)、(5)東アジアから輸送されるエアロゾル中のN成分の変動、(6)中国における大気汚染物質の経年変化の解析(各種観測データの比較検討)、(7)東アジア地域における大気汚染物質の経年変化の解析(日中韓の地上観測データを用いた大気環境の変動解析)、(8)イオンクロマトとミストチャンバーを用いたガス状硝酸の測定、(9)大型光化学チャンバーを用いた大気化学反応の研究(国立環境研究所との共同研究)、(10)沖縄における大気中のPAHや長鎖脂肪酸、アルカンなどの観測 などに取り組んでいます。
キーワード:
エアロゾル, 東アジア, 長距離輸送, 航空機観測, 中国
学部体系:
理工学系(理学系)
研究分野:
地球環境(その他地球環境関連)、大気環境(その他大気関連)

研究室概要

日光前白根山頂上直下の鞍部で観測された高濃度オゾン

沖縄辺戸岬観測ステーションより(2008/02)

大学・研究室名
東京農工大学農学部(大学院農学府) 無機地球化学研究室
【研究室の特色・PR】
まだ2年目の新しい研究室なので、目立つ特色はありません。学生の創造的、自主的な取り組みに期待しています。
【先生のプロフィール】
氏名:
畠山史郎
出身大学:
東京大学理学部化学科
出身大学院:
同大学院理学系研究科
卒業研究のテーマと概要:
学部:立体障害の大きな有機化学物の構造
大学院:回転異性体間の反応性の差異
職歴など:
1979年4月国立公害研究所(現国立環境研究所)の研究員となり、つくばへ。大気化学研究室研究員、地球環境研究グループ酸性雨研究チーム主任研究員、地球環境研究センター研究管理官、大気圏環境部大気反応研究室長、アジア自然共生研究グループアジア広域大気研究室室長などを経て、2007年4月より東京農工大学大学院教授。
2006年8月-2008年8月 日本エアロゾル学会会長。
研究室HP:
http://www.tuat.ac.jp/~capehedo/
【所属学生の人数】
6~10人程度
【ゼミの恒例行事(旅行・実習・調査など)】
1泊2日程度  年 0回
2泊~1週間未満  年 0回
1週間~1か月以内  年 2回
1か月以上  年 0回
主な行先: 沖縄辺戸岬
【研究室連絡先】
東京都府中市幸町3-5-8
http://kenkyu-web.tuat.ac.jp/Profiles/15/0001421/profile.html

研究室メンバーからのメッセージ

<研究室の特色>
・化学の知識をよく使います。
・できたばかりの研究室で少人数です。
・先生との距離が近いです。いろいろアドバイスいただけます。
・沖縄によく行きます。
・パソコンでのグラフ作りなどが多いです。
・先生は学生の自主性を重んじます。

先生からのメッセージ

大学進学に向けた勉強については、高校の先生のアドバイスがもっとも有益だろうと思いますので、担任の先生とよく相談することを奨めます。
研究者は、国際的な活動が必須であり、また体力勝負になりますから、英語と体育をしっかりやっておくことが大切です。
私は高校時代に岩波新書をジャンルを問わず読みあさりました。これによりかなり広い教養を身に付けることができたのではないかと思います。研究室に入ると、そういうことに割ける時間は非常に少なくなります。

(2009年1月現在)