モントリオール議定書の科学評価パネル(SAP)は「オゾン層破壊の科学アセスメント:2018」を公表し、議定書の実施により大気中のオゾン層破壊物質の量が長期的に減少し、成層圏オゾンの回復が進んでいると報告した。成層圏オゾン層は有害な紫外線から地球上の生物を保護している。報告によると、極域以外の成層圏オゾン層は、2000年以降10年間に1~3%の割合で回復しており、北半球中緯度では2030年代までに、南半球中緯度では2050年代までに、南極圏では2060年までに完全回復する見込みだという。また2019年1月に発効予定の議定書キガリ改正では、強力な温室効果ガスであるハイドロフルオロカーボン(HFC)の使用の大幅削減も求めている。研究者らは、同改正の実施により21世紀末までに世界の気温上昇を最大で0.5℃抑制できるとし、気候対策としての重要性も確認した。この他、四塩化炭素やジクロロメタン等の排出の廃絶、クロロフルオロカーボン(CFC)やハロン等の回収・破壊など、オゾン層回復を促進する新たなシナリオも示した。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国連環境計画(UNEP) プレスリリース 【オンライン情報源2】 「オゾン層破壊の科学アセスメント:2018」エグゼクティブサマリー(PDF) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | モントリオール議定書科学評価パネル、成層圏オゾンの回復傾向を報告 |
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日付1 |
刊行日: 2018/11/05 |
要約 | モントリオール議定書の科学評価パネル(SAP)は「オゾン層破壊の科学アセスメント:2018」を公表し、議定書の実施により大気中のオゾン層破壊物質の量が長期的に減少し、成層圏オゾンの回復が進んでいると報告した。成層圏オゾン層は有害な紫外線から地球上の生物を保護している。報告によると、極域以外の成層圏オゾン層は、2000年以降10年間に1~3%の割合で回復しており、北半球中緯度では2030年代までに、南半球中緯度では2050年代までに、南極圏では2060年までに完全回復する見込みだという。また2019年1月に発効予定の議定書キガリ改正では、強力な温室効果ガスであるハイドロフルオロカーボン(HFC)の使用の大幅削減も求めている。研究者らは、同改正の実施により21世紀末までに世界の気温上昇を最大で0.5℃抑制できるとし、気候対策としての重要性も確認した。この他、四塩化炭素やジクロロメタン等の排出の廃絶、クロロフルオロカーボン(CFC)やハロン等の回収・破壊など、オゾン層回復を促進する新たなシナリオも示した。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国連環境計画(UNEP) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国連環境計画(UNEP) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
大気環境 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 成層圏オゾン層、温室効果ガス、モントリオール議定書、四塩化炭素、ハイドロフルオロカーボン、クロロフルオロカーボン、ジクロロメタン、オゾン層破壊、科学評価パネル、科学アセスメント |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 101281 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2018/11/12 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=25720 |
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