世界経済フォーラム(WEF)は、ダボス会議に先立って「グローバルリスク報告書2019年版」を公表し、今後10年間に起こりうる世界的なリスクとしては、影響・被害の大きさ及び発生確率の高さから環境関連のリスクが最も重大だと報告した。この見方は過去2年間の傾向をなぞるものだという。同報告書は、WEFのネットワークを構成する官民両部門、学界、NGO等の約1000人の意思決定者を対象に毎年実施されている調査に基づくものである。この中で回答者らは、30項目の世界的なリスクについて5段階で順位付けを行っている。この結果、環境関連のリスクは、発生確率では上位5項目中の3つ、影響度では同4つを占めた。特に、「気候変動による極端気象」は発生確率の首位に、「気候変動の緩和・適応の失敗」は発生確率及び影響度ともに第2位に挙げられた。同報告書は、急速に進む生物多様性の損失なども含め、環境関連対策の不足が招く結果は明らかになりつつあると指摘し、こうした脅威に対処し、想定されうる影響にも備えるよう強く呼びかけている。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) プレスリリース 【オンライン情報源2】 「グローバルリスク報告書2019年版」ウェブサイト 【オンライン情報源3】 「グローバルリスク報告書2019年版」(PDF) |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | 世界経済フォーラム、2019年の世界最大のリスクは気候変動などの環境関連と報告 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2019/01/17 |
要約 | 世界経済フォーラム(WEF)は、ダボス会議に先立って「グローバルリスク報告書2019年版」を公表し、今後10年間に起こりうる世界的なリスクとしては、影響・被害の大きさ及び発生確率の高さから環境関連のリスクが最も重大だと報告した。この見方は過去2年間の傾向をなぞるものだという。同報告書は、WEFのネットワークを構成する官民両部門、学界、NGO等の約1000人の意思決定者を対象に毎年実施されている調査に基づくものである。この中で回答者らは、30項目の世界的なリスクについて5段階で順位付けを行っている。この結果、環境関連のリスクは、発生確率では上位5項目中の3つ、影響度では同4つを占めた。特に、「気候変動による極端気象」は発生確率の首位に、「気候変動の緩和・適応の失敗」は発生確率及び影響度ともに第2位に挙げられた。同報告書は、急速に進む生物多様性の損失なども含め、環境関連対策の不足が招く結果は明らかになりつつあると指摘し、こうした脅威に対処し、想定されうる影響にも備えるよう強く呼びかけている。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国連気候変動枠組条約(UNFCCC) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国連気候変動枠組条約(UNFCCC) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
環境総合 自然環境 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 世界経済フォーラム、ダボス会議、グローバルリスク報告書、気候変動による極端気象、気候変動の緩和・適応の失敗 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 101960 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2019/01/23 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=26217 |
---|