北海道大学と国立環境研究所は、子どもの「出生時体格」と妊娠中の水銀・セレンばく露の関係を解析し、統計学的に有意な関連がわずか、あるいは認められなかったと報告した。出生時体格(体重、身長、頭囲、胸囲など)が小さくなる原因については、さまざまな因子(妊婦の年齢、出産歴・出産様式、妊娠中の習慣など)が関係すると考えられており、海外では胎児期のメチル水銀ばく露の影響を指摘する疫学研究の成果などが報告されている。今回、日本の大規模・長期的な疫学調査「子どもの健康と環境に関する全国調査(愛称:エコチル調査、調査開始年度:平成22年度)」を通じて得た妊婦15,444人の「血中金属類元素データ」等を用いて、当該妊婦集団を血中の水銀濃度等に応じてグループ分けし、統計的な手法(重回帰分析、ロジスティック回帰分析)により解析したところ、1)出生体重および出生頭囲とわずかに関連が認められたものの、2)妊婦の血中セレン濃度と出生時体格との間に関連は認められなかったという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 北海道大学 研究発表 【オンライン情報源2】 国立環境研究所 報道発表 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | 北大と国環研、子どもの「出生時体格」と水銀ばく露等の関係を解析 |
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日付1 |
刊行日: 2019/02/15 |
要約 | 北海道大学と国立環境研究所は、子どもの「出生時体格」と妊娠中の水銀・セレンばく露の関係を解析し、統計学的に有意な関連がわずか、あるいは認められなかったと報告した。出生時体格(体重、身長、頭囲、胸囲など)が小さくなる原因については、さまざまな因子(妊婦の年齢、出産歴・出産様式、妊娠中の習慣など)が関係すると考えられており、海外では胎児期のメチル水銀ばく露の影響を指摘する疫学研究の成果などが報告されている。今回、日本の大規模・長期的な疫学調査「子どもの健康と環境に関する全国調査(愛称:エコチル調査、調査開始年度:平成22年度)」を通じて得た妊婦15,444人の「血中金属類元素データ」等を用いて、当該妊婦集団を血中の水銀濃度等に応じてグループ分けし、統計的な手法(重回帰分析、ロジスティック回帰分析)により解析したところ、1)出生体重および出生頭囲とわずかに関連が認められたものの、2)妊婦の血中セレン濃度と出生時体格との間に関連は認められなかったという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】北海道大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】北海道大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】国立環境研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立環境研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 健康・化学物質 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 血中金属類元素データ、国立環境研究所、水銀、北海道大学、セレン、妊婦、メチル水銀、エコチル調査、子どもの健康と環境に関する全国調査、出生時体格 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 102172 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/02/18 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=26403 |
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