国立環境研究所は、ヒアリDNA検出キット(改良版)を全国100箇所の機関に配布すると発表した。同研究所は、特定外来生物ヒアリが日本国内で初めて確認された直後から、LAMP法というDNA技術を活用した検出法の開発に取り組み、2018年5月に検出キット(パイロットテスト版)を完成させている。今回、全国10箇所の試験研究機関に対するパイロットテスト版の配布・再現性テストなどの結果を踏まえて、小分けしていた試薬を1本のチューブにまとめ、DNAの抽出と夾雑物の除去を同時に行う作業方法を採用するなど、検出キットの簡素化や使用方法の簡略化が行われた。これらの改良により、アリを捕獲してから検査結果が出るまでの時間が大幅に短縮や、DNA産物の混入などによる「偽陽性」判定の軽減などが図られ、10機関による再現性テストではヒアリ判定の正確性が高まることも確認された(成功率100%)。2019年4月1日から試験希望機関を募り、ヒアリDNA検出キット改良版セット(器材、試薬)を無料で配布し、社会実装を通じて、全国規模のヒアリ監視体制の整備につなげたいという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国立環境研究所 報道発表 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国環研、ヒアリDNA検出キット(改良版)の配布を開始 |
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日付1 |
刊行日: 2019/03/01 |
要約 | 国立環境研究所は、ヒアリDNA検出キット(改良版)を全国100箇所の機関に配布すると発表した。同研究所は、特定外来生物ヒアリが日本国内で初めて確認された直後から、LAMP法というDNA技術を活用した検出法の開発に取り組み、2018年5月に検出キット(パイロットテスト版)を完成させている。今回、全国10箇所の試験研究機関に対するパイロットテスト版の配布・再現性テストなどの結果を踏まえて、小分けしていた試薬を1本のチューブにまとめ、DNAの抽出と夾雑物の除去を同時に行う作業方法を採用するなど、検出キットの簡素化や使用方法の簡略化が行われた。これらの改良により、アリを捕獲してから検査結果が出るまでの時間が大幅に短縮や、DNA産物の混入などによる「偽陽性」判定の軽減などが図られ、10機関による再現性テストではヒアリ判定の正確性が高まることも確認された(成功率100%)。2019年4月1日から試験希望機関を募り、ヒアリDNA検出キット改良版セット(器材、試薬)を無料で配布し、社会実装を通じて、全国規模のヒアリ監視体制の整備につなげたいという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国立環境研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立環境研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
環境総合 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 夾雑物、国立環境研究所、特定外来生物、ヒアリ、検出キット、LAMP法、ヒアリDNA検出キット改良版、ヒアリDNA検出キット、DNA技術、試薬 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 102276 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/03/04 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=26485 |
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