環境省中部地方環境事務所は、七ツ島大島(石川県輪島市)に人為的に持ち込まれたアナウサギの駆除事業が成功し、根絶を達成したと発表した。大島は、国指定七ツ島鳥獣保護区に指定され、オオミズナギドリなどの貴重な海鳥が確認されている。アナウサギは国際自然保護連合(IUCN)の「世界の侵略的外来種ワースト100」に選ばれている種であり、同島へは昭和59年頃に移入され、ピーク時は300個体以上に増殖していた。同種の増加により、植生への影響と、植物を食べつくすことから裸地が増え、地中に営巣するオオミズナギドリ等への影響も発生していた。同事業は平成2年に石川県が環境省の委託事業として行い、平成12年以降は環境省が主体で行った。空気銃、散弾銃、かごわなによる駆除で個体数は減少し、平成28年を最後にアナウサギは確認されていない。同省は最後の確認から3回冬を越したことから根絶を達成したと判断したという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境省中部地方環境事務所 報道発表 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 環境省、離島に人為的に持ち込まれたアナウサギの根絶に成功 |
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日付1 |
刊行日: 2019/05/21 |
要約 | 環境省中部地方環境事務所は、七ツ島大島(石川県輪島市)に人為的に持ち込まれたアナウサギの駆除事業が成功し、根絶を達成したと発表した。大島は、国指定七ツ島鳥獣保護区に指定され、オオミズナギドリなどの貴重な海鳥が確認されている。アナウサギは国際自然保護連合(IUCN)の「世界の侵略的外来種ワースト100」に選ばれている種であり、同島へは昭和59年頃に移入され、ピーク時は300個体以上に増殖していた。同種の増加により、植生への影響と、植物を食べつくすことから裸地が増え、地中に営巣するオオミズナギドリ等への影響も発生していた。同事業は平成2年に石川県が環境省の委託事業として行い、平成12年以降は環境省が主体で行った。空気銃、散弾銃、かごわなによる駆除で個体数は減少し、平成28年を最後にアナウサギは確認されていない。同省は最後の確認から3回冬を越したことから根絶を達成したと判断したという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】環境省中部地方環境事務所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】環境省中部地方環境事務所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 世界の侵略的外来種ワースト100、生態系、環境省、石川県、鳥獣保護区、駆除、中部地方環境事務所、オオミズナギドリ、七ツ島大島、アナウサギ |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 102953 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/05/29 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=27012 |
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