国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は2018年気候変動年次報告書を公表し、気候行動の進展を報告するとともに、パリ協定の目標達成に向けた行動を一層強化する必要性を訴えた。2018年の主な進展として、12月のCOP24における「カトヴィツェ気候パッケージ」の採択があり、パリ協定を実施するための指針の大部分について合意した。パッケージでは、温室効果ガス排出削減・回復力構築・途上国への資金援助などの国別約束(NDC)の報告方法の概要などが示されている。現在のNDCによる対策はパリ協定の目標達成に必要なレベルには程遠いが、パッケージの採択は各国がより野心的な約束を掲げる意思を示したものである。今後について報告書は、「パリ協定作業計画(PAWP)」の最終調整を行い、NDCの水準引き上げを図るとともに、政府・企業・投資家・市民などが行うすべての意思決定に気候変動が反映されることをめざすとしている。2019年には地域気候週間、地域対話、COP25(12月)、国連気候行動サミット(9月)などが予定されており、気候行動の強化の好機となることが期待される。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) ニュース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国連気候変動枠組条約、2018年気候変動年次報告書を公表 |
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日付1 |
刊行日: 2019/06/07 |
要約 | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は2018年気候変動年次報告書を公表し、気候行動の進展を報告するとともに、パリ協定の目標達成に向けた行動を一層強化する必要性を訴えた。2018年の主な進展として、12月のCOP24における「カトヴィツェ気候パッケージ」の採択があり、パリ協定を実施するための指針の大部分について合意した。パッケージでは、温室効果ガス排出削減・回復力構築・途上国への資金援助などの国別約束(NDC)の報告方法の概要などが示されている。現在のNDCによる対策はパリ協定の目標達成に必要なレベルには程遠いが、パッケージの採択は各国がより野心的な約束を掲げる意思を示したものである。今後について報告書は、「パリ協定作業計画(PAWP)」の最終調整を行い、NDCの水準引き上げを図るとともに、政府・企業・投資家・市民などが行うすべての意思決定に気候変動が反映されることをめざすとしている。2019年には地域気候週間、地域対話、COP25(12月)、国連気候行動サミット(9月)などが予定されており、気候行動の強化の好機となることが期待される。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国連気候変動枠組条約(UNFCCC) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国連気候変動枠組条約(UNFCCC) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
環境総合 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 国連気候行動サミット、気候変動、温室効果ガス、国連気候変動枠組条約、パリ協定、カトヴィツェ気候パッケージ、COP25、気候変動年次報告書、パリ協定作業計画、地域気候週間 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 103064 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2019/06/13 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=27112 |
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