世界気象機関(WMO)とユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)による合同海洋・海上気象専門委員会(JCOMM)は、海洋観測システム概況2019年版を公表した。これはJCOMMが推進する全球海洋観測システムの現状をまとめたもので、気候変動に関連した意思決定が急務となる中、継続的な海洋観測の重要性が示される内容となっている。同報告書によると、海洋観測は、海洋気象情報や海洋事業にとって重要なデータを提供し、安全で効率的な海洋活動、極端気象への緊急対応や適応、生態系の保護にも大きな役割を果たす。全球海洋観測システムは、持続可能な開発目標(SDGs)の目標14「海洋資源」の指標のひとつである海洋酸性度の測定にも貢献している。また、現在では北極海や南極海のCO2濃度上昇を監視することも可能になっているという。報告書は、地球規模の海洋化学的な変化を継続的に監視することが重要だと指摘しており、国や地方の政府などに対しては、海洋観測システムの拡充に向けて一層の協力やデータの公開・共有の推進等を呼びかけている。
情報源 |
【オンライン情報源1】 世界気象機関(WMO) ニュース 【オンライン情報源2】 海洋観測システム概況2019年版 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 世界気象機関とユネスコ政府間海洋学委員会、海洋観測の重要性を報告 |
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日付1 |
刊行日: 2019/07/01 |
要約 | 世界気象機関(WMO)とユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)による合同海洋・海上気象専門委員会(JCOMM)は、海洋観測システム概況2019年版を公表した。これはJCOMMが推進する全球海洋観測システムの現状をまとめたもので、気候変動に関連した意思決定が急務となる中、継続的な海洋観測の重要性が示される内容となっている。同報告書によると、海洋観測は、海洋気象情報や海洋事業にとって重要なデータを提供し、安全で効率的な海洋活動、極端気象への緊急対応や適応、生態系の保護にも大きな役割を果たす。全球海洋観測システムは、持続可能な開発目標(SDGs)の目標14「海洋資源」の指標のひとつである海洋酸性度の測定にも貢献している。また、現在では北極海や南極海のCO2濃度上昇を監視することも可能になっているという。報告書は、地球規模の海洋化学的な変化を継続的に監視することが重要だと指摘しており、国や地方の政府などに対しては、海洋観測システムの拡充に向けて一層の協力やデータの公開・共有の推進等を呼びかけている。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】世界気象機関(WMO) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】世界気象機関(WMO) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
水・土壌環境 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 海洋事業、気候変動、世界気象機関、海洋観測、海洋気象情報、海洋資源、ユネスコ政府間海洋学委員会、全球海洋観測システム、合同海洋・海上気象専門委員会、海洋観測システム概況 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 103317 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2019/07/08 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=27292 |
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