東京農工大学と北海道大学、ハワイ・パシフィック大学等の国際共同研究チームは、海洋プラスチックが海鳥の化学汚染の直接的な原因であることを立証したと発表した。世界のあらゆる海域でプラスチックが発見されており、多くの海鳥が食物と区別できず摂取している。プラスチックを摂食した生物への化学物質の移行・蓄積については間接的な証拠しか報告されていなかったことから、同研究グループは直接的な証拠を得るため、環境中で起こりうる条件下で海鳥へのプラスチック投与実験を行った。日本近海に広く分布する海鳥「オオミズナギドリ」の雛に、野生の海鳥の胃で確認された濃度と同程度の化学添加剤を含有するプラスチック粒を与え、組織(肝臓、脂肪、尾腺ワックス)を分析したところ、どの組織にもプラスチック由来の化学添加剤が蓄積していることが明らかになった。化学添加剤の蓄積量は通常の餌に由来する蓄積量の91~120,000倍に達し、ハワイ諸島でもプラスチック摂取量の多い野生のアホウドリの組織から化学添加剤が検出されたという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 東京農工大学 プレスリリース 【オンライン情報源2】 北海道大学 プレスリリー(PDF) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | 東京農工大など、海洋プラスチックが海鳥の化学汚染に直結することを立証 |
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日付1 |
刊行日: 2020/01/28 |
要約 | 東京農工大学と北海道大学、ハワイ・パシフィック大学等の国際共同研究チームは、海洋プラスチックが海鳥の化学汚染の直接的な原因であることを立証したと発表した。世界のあらゆる海域でプラスチックが発見されており、多くの海鳥が食物と区別できず摂取している。プラスチックを摂食した生物への化学物質の移行・蓄積については間接的な証拠しか報告されていなかったことから、同研究グループは直接的な証拠を得るため、環境中で起こりうる条件下で海鳥へのプラスチック投与実験を行った。日本近海に広く分布する海鳥「オオミズナギドリ」の雛に、野生の海鳥の胃で確認された濃度と同程度の化学添加剤を含有するプラスチック粒を与え、組織(肝臓、脂肪、尾腺ワックス)を分析したところ、どの組織にもプラスチック由来の化学添加剤が蓄積していることが明らかになった。化学添加剤の蓄積量は通常の餌に由来する蓄積量の91~120,000倍に達し、ハワイ諸島でもプラスチック摂取量の多い野生のアホウドリの組織から化学添加剤が検出されたという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】北海道大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】北海道大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】東京農工大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東京農工大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】パシフィック大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】パシフィック大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
ごみ・リサイクル 健康・化学物質 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 化学添加剤、アホウドリ、プラスチック、北海道大学、東京農工大学、海鳥、海洋プラスチック、オオミズナギドリ、パシフィック大学、化学汚染 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 105333 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/02/14 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=28837 |
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