理化学研究所は、北陸先端科学技術大学院大学、高輝度光科学研究センターとの共同研究チームが、半導体ポリマーを塗布して作る有機薄膜太陽電池(OPV)のエネルギー変換効率を、10%まで向上させることに成功したと発表した。OPVは、軽量で柔軟な上、半導体ポリマーを塗布することで作製できるため大面積化が可能である。このため、低コストで環境負荷が少ないプロセスで製作でき、現在普及しているシリコン太陽電池にはない特長を持つ次世代太陽電池として注目されている。今回共同研究チームでは、結晶性の高い半導体ポリマーを発電層に用いたOPV素子を改善することで、従来6%程度であった変換効率を10%まで向上させることに成功した。また、変換効率の向上には、半導体ポリマーの分子配向に合った構造のOPVを作製することが重要であることを明らかにした。この知見を基に半導体ポリマーを改良することで、実用化の目安とされる変換効率15%の到達に大きく近づくことが期待されるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 理化学研究所 プレスリリース 【オンライン情報源2】 理化学研究所 60秒でわかるプレスリリース 【オンライン情報源3】 北陸先端科学技術大学院大学 プレスリリース 【オンライン情報源4】 SPring-8 プレスリリース 【オンライン情報源5】 科学技術振興機構(JST) 共同発表 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 理研など、塗布型の有機薄膜太陽電池でエネルギー変換効率10%を達成 |
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日付1 |
刊行日: 2015/05/26 |
要約 | 理化学研究所は、北陸先端科学技術大学院大学、高輝度光科学研究センターとの共同研究チームが、半導体ポリマーを塗布して作る有機薄膜太陽電池(OPV)のエネルギー変換効率を、10%まで向上させることに成功したと発表した。OPVは、軽量で柔軟な上、半導体ポリマーを塗布することで作製できるため大面積化が可能である。このため、低コストで環境負荷が少ないプロセスで製作でき、現在普及しているシリコン太陽電池にはない特長を持つ次世代太陽電池として注目されている。今回共同研究チームでは、結晶性の高い半導体ポリマーを発電層に用いたOPV素子を改善することで、従来6%程度であった変換効率を10%まで向上させることに成功した。また、変換効率の向上には、半導体ポリマーの分子配向に合った構造のOPVを作製することが重要であることを明らかにした。この知見を基に半導体ポリマーを改良することで、実用化の目安とされる変換効率15%の到達に大きく近づくことが期待されるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】理化学研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】理化学研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】北陸先端科学技術大学院大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】北陸先端科学技術大学院大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】高輝度光科学研究センター 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】高輝度光科学研究センター 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)4 |
【組織名】科学技術振興機構(JST) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】科学技術振興機構(JST) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 太陽電池、理化学研究所、半導体、有機薄膜、エネルギー変換効率、北陸先端科学技術大学院大学、塗布型、OPV |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 84837 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2016/06/23 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=16261 |
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