理化学研究所は、韓国漢陽大学との国際共同研究チームが、脱水・脱アルコールを必要としないエステル化、トランスエステル化に有効な新しい多孔質の高分子酸触媒「フェノールスルホン酸樹脂触媒（PAFR）」を開発したと発表した。エステル化反応、トランスエステル化反応は、化学合成において多く用いられる反応で、バイオディーゼル燃料の合成にも応用されている。しかし、触媒として硫酸など危険性の高い劇物が数モル%以上使用され、また反応過程で生成（副生成）する水、アルコールの除去や、高温条件が必須であるなどの問題があった。今回開発したPAFRは、安全かつ温和な条件で、1モル%未満の少量で機能し、対応するカルボン酸エステルを高い収率で得ることができる。今後、さらなる安定性、耐久性を高める改良を行うことにより、年間トンスケール以上の合成を可能とする大規模処理装置、化学プラントの実現が期待できるという。
| 情報源 |
【オンライン情報源1】 理化学研究所 プレスリリース |
|---|---|
| 配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
| タイトル | 理研など、脱水・脱アルコールを必要としないエステル化反応触媒の開発に成功 |
|---|---|
| 日付1 |
刊行日: 2016/05/18 |
| 要約 | 理化学研究所は、韓国漢陽大学との国際共同研究チームが、脱水・脱アルコールを必要としないエステル化、トランスエステル化に有効な新しい多孔質の高分子酸触媒「フェノールスルホン酸樹脂触媒（PAFR）」を開発したと発表した。エステル化反応、トランスエステル化反応は、化学合成において多く用いられる反応で、バイオディーゼル燃料の合成にも応用されている。しかし、触媒として硫酸など危険性の高い劇物が数モル%以上使用され、また反応過程で生成（副生成）する水、アルコールの除去や、高温条件が必須であるなどの問題があった。今回開発したPAFRは、安全かつ温和な条件で、1モル%未満の少量で機能し、対応するカルボン酸エステルを高い収率で得ることができる。今後、さらなる安定性、耐久性を高める改良を行うことにより、年間トンスケール以上の合成を可能とする大規模処理装置、化学プラントの実現が期待できるという。 |
| 目的 | ニュースリリース等の配信 |
| 状態 | 完成 |
| 問合せ先（識別情報）1 |
【組織名】理化学研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】理化学研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
| 分野 | 地球環境 |
| 種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
| 場所 | アジア:日本 |
| キーワード | 理化学研究所、バイオディーゼル燃料、韓国漢陽大学、エステル化反応、副生成物、トランスエステル化反応 |
| 言語1 | 日本語 |
| 文字集合1 | utf8 |
| 主題分類 | 環境 |
| ファイル識別子 | 90010 |
|---|---|
| 言語 | 日本語 |
| 文字集合 | |
| 親識別子 | |
| 階層レベル | 非地理データ集合 |
| 階層レベル名 | 国内ニュース |
| 日付 | 2016/05/19 |
| メタデータ標準の名称 | JMP |
| メタデータ標準の版 | 2.0 |
| 国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=18954 |
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