中国気象局(CMA)は、中国初の地球規模CO2観測衛星である「TanSat」の打ち上げに成功したと報告した。温室効果ガス(GHG)観測用衛星を自国で打ち上げたのは、日本、アメリカに次いで3か国目となる。IPCCの第4次評価報告書によると、重要なGHGであるCO2とメタンの濃度は過去2500万年間で最高水準に達しており、さらに上昇するとみられる。しかし、地球規模でのCO2の継続的な観測と分析の態勢はまだ脆弱で、気候変動研究のための正確な観測の必要性は増大している。「TanSat」は波長分解能や解像度の高いCO2観測装置やエアロゾル計などの観測機器を搭載し、地上のデータ受信・処理システムを通じて世界のCO2分布図にアクセスできる。そのためCMAは、今回の打ち上げ成功により、中国はCO2観測で世界の最前線に立ったとし、今後「TanSat」を使って世界の炭素循環についての研究を深め、気候変動予測の信頼性と安定性を向上させ、気候変動への積極的対応のためのデータを提供するという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 中国気象局(CMA) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 中国、初のCO2観測衛星「TanSat」打ち上げに成功 |
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日付1 |
刊行日: 2016/12/22 |
要約 | 中国気象局(CMA)は、中国初の地球規模CO2観測衛星である「TanSat」の打ち上げに成功したと報告した。温室効果ガス(GHG)観測用衛星を自国で打ち上げたのは、日本、アメリカに次いで3か国目となる。IPCCの第4次評価報告書によると、重要なGHGであるCO2とメタンの濃度は過去2500万年間で最高水準に達しており、さらに上昇するとみられる。しかし、地球規模でのCO2の継続的な観測と分析の態勢はまだ脆弱で、気候変動研究のための正確な観測の必要性は増大している。「TanSat」は波長分解能や解像度の高いCO2観測装置やエアロゾル計などの観測機器を搭載し、地上のデータ受信・処理システムを通じて世界のCO2分布図にアクセスできる。そのためCMAは、今回の打ち上げ成功により、中国はCO2観測で世界の最前線に立ったとし、今後「TanSat」を使って世界の炭素循環についての研究を深め、気候変動予測の信頼性と安定性を向上させ、気候変動への積極的対応のためのデータを提供するという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】中国気象局(CMA) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】中国気象局(CMA) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | アジア:中国 |
キーワード | CO2、気候変動、温室効果ガス、エアロゾル、炭素循環、中国気象局、CMA、GHG、観測衛星 |
言語1 | 中国語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 93212 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2017/01/10 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=20575 |
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