アメリカ海洋大気庁(NOAA)などは、2017年夏季のチェサピーク湾のデッドゾーン(貧酸素水域)は平年以上の約1.89立方マイルになると予測した。これは、オリンピックサイズのプール約320万個分の体積に相当する。同湾のデッドゾーン計測が開始されたのは1950年で、最大デッドゾーンの30年間の平均は1.74立方マイルとなっている。無酸素の水域は、初夏が約0.35立方マイル、晩夏には約0.49立方マイルに増加すると推計されており、どちらの値も平均と同じか平均をやや上回るレベルである。農業や排水など、主に人為活動による富栄養化が同湾のデッドゾーンの原因となっており、原因となる栄養素は湾に注ぎ込むサスケハナ川から流入する。富栄養化によって藻類が大量発生し、これらが沈んで分解されると海底近くの酸素が減り、この付近に生息するカニやカキ、その他の水生生物が生存できなくなる。2017年春季には、サスケハナ川の流域となるニューヨーク州とペンシルベニア州で降雨量が最大となったため、長期平均より多い8140万ポンドの窒素がチェサピーク湾に流入したという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | アメリカ海洋大気庁、2017年夏季のチェサピーク湾のデッドゾーンは平年以上と予測 |
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日付1 |
刊行日: 2017/06/14 |
要約 | アメリカ海洋大気庁(NOAA)などは、2017年夏季のチェサピーク湾のデッドゾーン(貧酸素水域)は平年以上の約1.89立方マイルになると予測した。これは、オリンピックサイズのプール約320万個分の体積に相当する。同湾のデッドゾーン計測が開始されたのは1950年で、最大デッドゾーンの30年間の平均は1.74立方マイルとなっている。無酸素の水域は、初夏が約0.35立方マイル、晩夏には約0.49立方マイルに増加すると推計されており、どちらの値も平均と同じか平均をやや上回るレベルである。農業や排水など、主に人為活動による富栄養化が同湾のデッドゾーンの原因となっており、原因となる栄養素は湾に注ぎ込むサスケハナ川から流入する。富栄養化によって藻類が大量発生し、これらが沈んで分解されると海底近くの酸素が減り、この付近に生息するカニやカキ、その他の水生生物が生存できなくなる。2017年春季には、サスケハナ川の流域となるニューヨーク州とペンシルベニア州で降雨量が最大となったため、長期平均より多い8140万ポンドの窒素がチェサピーク湾に流入したという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】アメリカ海洋大気庁(NOAA) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】アメリカ海洋大気庁(NOAA) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
自然環境 水・土壌環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | 北米:アメリカ |
キーワード | NOAA、予測、アメリカ海洋大気庁、デッドゾーン、チェサピーク湾、富栄養化、貧酸素、サスケハナ川 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 95331 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2017/06/22 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=21855 |
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