名古屋工業大学、北見工業大学、東北大学、(一財)日本気象協会の研究グループは、訪日外国人の熱中症リスクを試算した。同グループは、個人の特性や属性を考慮した熱中症リスク評価技術や、気象予報データなどを活用した評価システムの開発に取り組んできた。今回、気温とヒトの代謝に関する既往研究などを踏まえて、日本の夏を想定した熱中症リスクを、出身地域の属する気候帯別(冷帯・温帯・熱帯)に検討した。その結果、1)「温熱調整系の相違」は出身地域に依存することが再確認され、2)暑熱順化(暑さへの慣れ)と体温上昇等「生体応答の推定」に成功した。これらの成果は、熱中症を気にしはじめる温度が出身地域により異なるといった知見(2016年、同グループのアンケート調査)と合致するものであり、暑熱順化していない外国人(冷帯出身者)が夏に来訪したときの体温上昇が日本人(温帯出身者)の2~3倍になることを示唆しているという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 名古屋工業大学 プレスリリース 【オンライン情報源2】 北見工業大学 ニュース&トピックス 【オンライン情報源3】 東北大学 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 名工大など、訪日外国人の熱中症リスクを試算 |
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日付1 |
刊行日: 2017/07/25 |
要約 | 名古屋工業大学、北見工業大学、東北大学、(一財)日本気象協会の研究グループは、訪日外国人の熱中症リスクを試算した。同グループは、個人の特性や属性を考慮した熱中症リスク評価技術や、気象予報データなどを活用した評価システムの開発に取り組んできた。今回、気温とヒトの代謝に関する既往研究などを踏まえて、日本の夏を想定した熱中症リスクを、出身地域の属する気候帯別(冷帯・温帯・熱帯)に検討した。その結果、1)「温熱調整系の相違」は出身地域に依存することが再確認され、2)暑熱順化(暑さへの慣れ)と体温上昇等「生体応答の推定」に成功した。これらの成果は、熱中症を気にしはじめる温度が出身地域により異なるといった知見(2016年、同グループのアンケート調査)と合致するものであり、暑熱順化していない外国人(冷帯出身者)が夏に来訪したときの体温上昇が日本人(温帯出身者)の2~3倍になることを示唆しているという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】名古屋工業大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】名古屋工業大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】北見工業大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】北見工業大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】東北大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東北大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)4 |
【組織名】(一財)日本気象協会 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】(一財)日本気象協会 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 健康・化学物質 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 熱中症、東北大学、リスク評価、名古屋工業大学、日本気象協会、温熱、暑熱環境、体温、北見工業大学 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 95867 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2017/07/27 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=22124 |
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