東京大学、海洋研究開発機構、国立歴史民俗博物館の研究者グループは、日本沿岸に生息する大型二枚貝「ビノスガイ」の貝殻が、長周期気候変動や水産資源変動のメカニズム解明に役立つことを明らかにした。今回、岩手県大槌町の船越湾において採取した「ビノスガイ」の個体について、貝殻が形成されたときの水温と関係する酸素同位体比を分析したところ、貝殻のしま模様が1年に1本刻まれることが確認し、ビノスガイが92年間成長し続けてきたことや、年間成長量が大西洋の長周期気候変動と類似したパターンを示すことを解明した。多くのビノスガイの殻を解析することで、過去数百年にわたる古環境記録を復元することが可能となり、地球温暖化予測に用いられる気候モデルの精度検証や、将来予測の精度向上への貢献が期待できるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 東京大学大気海洋研究所 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 東京大など、寿命の長い二枚貝「ビノスガイ」の古環境指標としての有用性を検証 |
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日付1 |
刊行日: 2017/11/27 |
要約 | 東京大学、海洋研究開発機構、国立歴史民俗博物館の研究者グループは、日本沿岸に生息する大型二枚貝「ビノスガイ」の貝殻が、長周期気候変動や水産資源変動のメカニズム解明に役立つことを明らかにした。今回、岩手県大槌町の船越湾において採取した「ビノスガイ」の個体について、貝殻が形成されたときの水温と関係する酸素同位体比を分析したところ、貝殻のしま模様が1年に1本刻まれることが確認し、ビノスガイが92年間成長し続けてきたことや、年間成長量が大西洋の長周期気候変動と類似したパターンを示すことを解明した。多くのビノスガイの殻を解析することで、過去数百年にわたる古環境記録を復元することが可能となり、地球温暖化予測に用いられる気候モデルの精度検証や、将来予測の精度向上への貢献が期待できるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】東京大学大気海洋研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東京大学大気海洋研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
地球環境 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 気候変動、気候モデル、環境指標、古環境、海域、水産資源、東京大学大気海洋研究所、二枚貝、ビノスガイ |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 97562 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2017/12/01 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=23049 |
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