新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はプロトン導電性セラミック燃料電池セル(PCFC)の量産技術を開発し、実用的なサイズ(50 mm角以上)のPCFC作製に成功したと発表した。PCFCは理論的には燃料を100 %利用可能で、発電効率75 %を実現できる可能性を有しているが、50 mm角以上の実用サイズの製造技術が確立されていなかった。今回、NEDOの委託事業により、国立研究開発法人産業技術総合研究所は、パナソニック(株)他1社、東北大学他2大学等との産学連携研究を通じて、1)「PCFC拡散焼結法」という従来の高温焼成に比べて低温の1,500 ℃で焼結できる技術を開発し、2)空気極側で電子リークを抑制する薄層/ペロブスカイト系材料の電解質/燃料極側の支持体を積層化することで、CO2への化学安定性と電子リークの両立を図ることに成功した。また、エネファームなどにも使用できる評価用PCFC(50mm角平板)の発電特性実証を行ったところ、従来型の固体酸化物形燃料電池(SOFC)よりも優れていることが確認できたという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース 【オンライン情報源2】 産業技術総合研究所 研究成果 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | NEDO、実用的なサイズのPCFC作製に成功 |
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日付1 |
刊行日: 2018/07/04 |
要約 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はプロトン導電性セラミック燃料電池セル(PCFC)の量産技術を開発し、実用的なサイズ(50 mm角以上)のPCFC作製に成功したと発表した。PCFCは理論的には燃料を100 %利用可能で、発電効率75 %を実現できる可能性を有しているが、50 mm角以上の実用サイズの製造技術が確立されていなかった。今回、NEDOの委託事業により、国立研究開発法人産業技術総合研究所は、パナソニック(株)他1社、東北大学他2大学等との産学連携研究を通じて、1)「PCFC拡散焼結法」という従来の高温焼成に比べて低温の1,500 ℃で焼結できる技術を開発し、2)空気極側で電子リークを抑制する薄層/ペロブスカイト系材料の電解質/燃料極側の支持体を積層化することで、CO2への化学安定性と電子リークの両立を図ることに成功した。また、エネファームなどにも使用できる評価用PCFC(50mm角平板)の発電特性実証を行ったところ、従来型の固体酸化物形燃料電池(SOFC)よりも優れていることが確認できたという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】産業技術総合研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】産業技術総合研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | バーチャル発電ネットワーク、再生可能エネルギー、NEDO、電解質、水素基本戦略、産総研、委託事業、PCFC、高温焼成、拡散焼結技術 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 99648 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2018/07/06 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=24471 |
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