海外ニュース


 国連環境計画の2013年TUNZA国際青年会議、健康と環境の関係をテーマに開幕

発表日:2013.02.11


  国連環境計画(UNEP)のTUNZA国際青年会議が2013年2月11日、ケニアのナイロビで開幕した。今年は100カ国以上から青年代表約250人が集い、主に健康と環境悪化との関係をテーマに、世界の青年が講じ得る直接的な対応策を検討し、行動を呼びかける。UNEPの研究によると、生態系サービスの劣化による清潔な水や食料の不足、危険な化学物質への曝露、非効率な料理用コンロから発生する室内の煙の吸入など、さまざまな環境要因が病気を引き起こす割合は、全人口に比べ年少者で特に高いという。このため、UNEPは同会議で、青年とのワークショップやパネルディスカッション等を開催し、環境悪化が健康に及ぼす悪影響に関する最新の科学的知見について解説する。開会式では、世界の若者による革新的で持続可能な開発プロジェクトを紹介する「TUNZA:より良い世界を目指す行動―若者のためのGEO-5」が公表された。これはUNEPの「地球環境概況第5次報告書」(GEO-5)を基に青年環境活動家チームが編集したという。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 健康・化学物質 環境総合
キーワード 化学物質 | 生態系サービス | 国連環境計画 | UNEP | 健康影響 | TUNZA | 国際青年会議
関連ニュース

関連する環境技術