アメリカ環境保護庁、プレスク・アイル湾(エリー湖)を五大湖懸念地域リストから除外

発表日:2013.02.14

アメリカ環境保護庁(EPA)は、エリー湖のプレスク・アイル湾(ペンシルベニア州)を、カナダ・米国五大湖水質協定で浄化対象となっている、汚染が深刻な五大湖「懸念地域(AOC)」リストから除外したと発表した。米国側五大湖AOCのうち、リストからの除外はこれが2件目となる。プレスク・アイル湾では、長年にわたり産業・家庭排水が流入し、富栄養化や汚染物質による水質汚濁が発生していた。しかし、排水処理施設の改善や、沿岸で重工業から商業利用への土地利用転換が行われたことにより、汚染が軽減し、湾内の環境修復が進んだ。AOCリスト除外に必要な最終措置を促進するため、第1期オバマ政権発足時に開始されていた五大湖修復イニシアティブの資金も2010年から活用したという。この湾のような水路の再生は、地方経済や人々の健康に恩恵をもたらす可能性はこれまでの研究で明らかになっている。ペンシルベニア州環境局は、EPAの支援を受け、同湾の生態系の状態を引き続き監視していくとしている。

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