海外ニュース


 国際エネルギー機関、非在来型天然ガスの持続可能な開発方法を議論するフォーラムを立ち上げ

発表日:2013.03.22


  国際エネルギー機関(IEA)は、非在来型天然ガスの持続可能な開発方法について議論する「IEA非在来型ガスフォーラム」の発足会議をIEAパリ本部で開催した。同フォーラムの目的は、非在来型ガスの生産拡大による経済や安全保障等の利益確保に向けて、各国政府が企業等の情報を得ながら、最善の開発方法と規制措置に関する知見を共有することで、各国政府や企業、NGO、国際機関等の代表者ら100名以上が出席した。IEAは、2012年『世界エネルギー展望』の特別報告書『ガス黄金時代の黄金律』の中で、北アメリカにおける近年のガス革命を今後も継続、あるいは他地域でも実施するためには、その社会・環境影響に対応することが前提であるとし、企業や政府等が非在来型ガスの採掘・生産についてソーシャル・ライセンス(社会的許可)を得るための最善策を提示。国民の懸念に応えるには、情報公開の徹底、環境影響の測定・監視、地域社会への対応が欠かせないと強調した。今回のフォーラムでは同報告書を基に、メタンの漏出、水管理、地域社会との連携等の課題について議論した。

情報源 国際エネルギー機関(IEA) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国際エネルギー機関(IEA)
分野 環境総合
キーワード 天然ガス | メタン | 国際エネルギー機関 | IEA | 地域社会 | フォーラム | 水管理 | 持続可能な開発
関連ニュース

関連する環境技術