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 ドイツ、ドイツポストDHL社のボン市内の郵便・荷物の配送業務が電気自動車に

発表日:2013.05.21


  ドイツ連邦環境省は、ドイツポストDHL社が実施するプロジェクト「ボンにおけるCO2ニュートラル(中立)な配送」が開始されると発表した。これは、ボン市内における郵便・荷物の配送車両全車を、2015年までに電気自動車に切り替えるもので、世界最大規模となる約150台の電気商用自動車が導入される。プロジェクト総費用1400万ユーロのうち600万ユーロが連邦政府の助成プログラム「再生可能な移動」から支援される。電気自動車への電源はすべて再生可能エネルギーにより、充電インフラの技術的解決策や電力系統との接続も実証されるという。プロジェクト実施機関は、ドイツポストDHL社のほか、アーヘン工科大学とラングマッツ社。アルトマイヤー連邦環境相は、「ブレーキ時にエネルギーを回生するため、停止と始動の頻度が高い配送業では、電気自動車の利用を十分に生かすことができる。また電気自動車の走行が静かで、現場での排出量がゼロとなる点も、都市の環境や生活の質を守るうえで優れている」と述べた。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | CO2 | 電気自動車 | ドイツ連邦環境省 | BMU | ボン | 充電 | 回生電力 | 商用車 | 配送
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