アメリカ環境保護庁(EPA)は、土壌が汚染されたまま放置されている土地(ブラウンフィールド)の浄化・再開発プロジェクトの追加資金として1500万ドルを拠出すると発表した。同国内には、こうした汚染地が約45万か所あるとされ、EPAのブラウンフィールド・プログラムでは、汚染地の再開発を奨励し、地域社会で生産的に活用する取組を推進している。これまでにEPAの助成金が呼び水となり、浄化・再開発に投入された公的・民間資金は200億ドル以上に上る。平均するとEPAの助成金1ドル当たり17.79ドルになるという。またこれらの資金投入は、浄化・建設・再開発に携わる9万人の雇用をもたらした。今回の追加資金により、代替輸送やレクリエーション用としての線路跡地の再利用(カリフォルニア州ブレア市)、商業地区の土地再開発による、建設業の正規雇用創出(モンタナ州グレートフォールズ)、工場跡地のビジネスパークとしての再開発(インディアナ州)、臨海再開発地域の総仕上げ(ニューヨーク州ナッソー郡)等のプロジェクトが予定されている。
情報源 | アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカ環境保護庁(EPA) |
分野 | 水・土壌環境 |
キーワード | 土壌汚染 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 再開発 | 浄化 | ブラウンフィールド | 汚染地 |
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