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 アメリカ環境保護庁、DfE(環境配慮設計)ラベルが認められる「より安全な化学成分リスト」に約130物質を追加

発表日:2013.07.24


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、製品に含まれる化学物質が、製品の環境配慮設計(DfE)ラベル表示基準を満たす物質であることを示す「より安全な化学成分リスト」に、約130物質を追加したと発表した。この中には、今回新たに加えられた、業務用・一般消費者用洗剤に使用される119の香料も含まれている。これでリスト収載物質は602となり、より安全な製品を製造しようとするメーカーや、化学製品に含まれる成分の安全性情報を求める消費者への、有用な情報源となる。DfEラベルは現在、汎用洗剤、洗濯用・食器用洗剤、窓ガラス用洗剤等、2500を越える品目に表示が認定されており、認定製品を使用することで、安全性の低い化学物質への曝露を低減し、人の健康や環境の保護に役立てることができるという。「より安全な化学成分リスト」は2012年9月にEPAが作成した。今後、新たな香料や化学物質の安全性認定とともに順次更新されていくという。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 健康・化学物質
キーワード 環境配慮設計 | 化学物質 | DfE | アメリカ環境保護庁 | EPA | 安全性 | 製品 | 健康影響
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