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 アメリカ環境保護庁と公共広告機構、喘息の原因となる屋内空気汚染物質の低減のため親子教育キャンペーンを実施

発表日:2013.09.17


  アメリカ環境保護庁(EPA)と公共広告機構は、オンライン動画やラジオ等の公共広告(PSA)、ウェブ上のバナー広告を用い、喘息発作の引き金となる屋内空気汚染物質の低減のための親子教育キャンペーンを実施する。喘息患者は、全米で2600万人近くいるが、原因となる汚染物質の周知は進んでいない。そのうち700万人は子供で、特に低所得者層や少数民族の子供たちが多く喘息発作に苦しんでいるという。人形のロックバンドによる親子向けの楽しい歌や動画では、発作の引き金となるカビの除去、室内での禁煙、掃除機による清掃等、家庭内で簡単にできる汚染物質除去を教えている。今回のPSAには、英語版だけではなくスペイン語版も用意されている。EPAと公共広告機構の「子供の喘息防止キャンペーン」は、2001年に始められ、それにより「喘息発作防止の意識が高まった」と答えた親が、49%から67%に増加したという。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 健康・化学物質
キーワード アメリカ環境保護庁 | EPA | 汚染物質 | キャンペーン | 室内環境 | 喘息 | PSA | 公共広告機構
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