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 アメリカエネルギー省、長期的な水素自動車開発に1530万ドルを助成

発表日:2008.08.14


  アメリカエネルギー省(DOE)は、水素貯蔵に関する研究開発事業として、助成金を配分する10件の事業を選定した。DOEの「水素、燃料電池及び基盤技術プログラム」は、水素技術の長期的な成熟を支援するもの。今回、選ばれた事業では、燃料電池車が、走行距離と性能に関する消費者の期待に応えられるよう、水素貯蔵技術を開発することを目指す。助成先にはロスアラモス国立研究所、ノースウェスタン大学等が選ばれ、5年間で総額1530万ドルを受領。新しい水素貯蔵材の開発、水素貯蔵材の効果的な再生方法の開発、水素結合エネルギーを増大させるアプローチの研究等に取り組む予定である。なお、これらの事業は、水素燃料電池の研究開発に12億ドルを投じる、ブッシュ大統領の水素燃料イニシアティブの一部となる。DOEのオルブライト次官は、「継続的な投資により、水素は、根本から自動車のエネルギー源を代え、温室効果ガス排出量を削減するポテンシャルを持ち続ける」と期待を示した。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境
キーワード 燃料電池 | 燃料電池車 | アメリカエネルギー省 | DOE | 水素自動車 | 水素貯蔵
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