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 ドイツ環境省、玩具に対する環境ラベル「ブルーエンジェル」認定基準の策定開始へ

発表日:2013.11.28


  ドイツ連邦環境省のライヒェ政務次官は、2014年初旬に連邦環境庁と共に、環境ラベル「ブルーエンジェル」の玩具に対する認定基準の策定を開始する方針を発表した。これは、商品検査機関が実施した最新の調査結果を受けたもので、調査によると、子どもの健康を害しない玩具の生産が可能であるにもかかわらず、検査対象玩具の半数以上で、塗料や合板、紐などの部分に有害物質が検出されたという。ライヒェ政務次官は、「これは緊急の対策を要する状況。玩具に健康に有害な物質が含まれてはならない。子どもの親は、玩具に関する信頼のおける手引きを必要としている」と述べた。今後、「ブルーエンジェル」の玩具への認定基準の検討が、製造業者や環境・消費者団体などの専門家によって開始される。ライヒェ政務次官は、2014年のクリスマスまでに、ブルーエンジェル認証を受けた、環境に配慮した玩具の誕生を期待するとしている。現在、約120製品グループの1万2000製品が、「ブルーエンジェル」の認定を受けている。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 健康・化学物質
キーワード 環境ラベル | 環境配慮 | ドイツ連邦環境庁 | ドイツ連邦環境省 | BMU | ブルーエンジェル | 有害物質 | 製品 | 認定 | 玩具
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