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 韓国、温室効果ガス排出権取引所として韓国取引所(KRX)を指定

発表日:2014.01.15


  韓国環境部(MOE)は、「温室効果ガス排出権の割当及び取引に関する法律」に基づく排出権取引所として韓国取引所(KRX)を指定すると発表した。排出権取引制度は、温室効果ガスの排出権を企業に割当てることで総排出量を削減する手法で、企業のコスト削減、排出削減や再生可能エネルギーの技術開発につながると期待されている。指定取引所は、排出権取引市場の開設・運営、取引、決済、市場の監視、取引を巡る紛争の調停に責任を負う。MOEは、取引所の指定に当たり、評価基準の設定や技術の評価に加えて関係省庁や大統領府緑色成長委員会の審議を求め、その評価結果をもとにKRXを指定した。2015年の取引制度開始に向けて、MOEとKRXは必要なシステムを2014年前半に完成させ、8月から500社の参加する模擬取引の開始を予定している。MOEは、排出権取引の方法や手続きに関する研修を実施して参加企業を支援する。また、中長期的にKRXを海外の炭素取引市場と接続し、アジアのハブ市場として育成するとしている。

情報源 韓国環境部(MOE) プレスリリース
国・地域 韓国
機関 韓国環境部(MOE)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 温室効果ガス | 排出権 | 排出量 | 炭素 | MOE | 排出権取引 | 韓国環境部 | 韓国取引所 | KRX
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