アメリカ環境保護庁、2012年有害物質排出目録(TRI)の分析で大気への排出がさらに減少と発表

発表日:2014.02.04

アメリカ環境保護庁(EPA)は、国内の有害化学物質の排出データや廃棄物管理等の情報をまとめた2012年版「有害物質排出目録」(TRI)の分析報告書を公表した。これによると、2012年の有害物質総排出量は36億3000万ポンドで、前年より12%減少。大気・水・土壌への排出がそれぞれ8%、3%、16%減少し、特に塩酸や水銀など有害大気汚染物質(HAP)の排出は長期的な減少傾向が続いているという。同国では、「緊急事態計画および地域住民の知る権利法」の下、製造・金属採掘・発電・有害産業廃棄物処理等の産業施設に一定の有害物質排出データの報告を義務づけている。2012年から硫化水素がTRIリストに加えられ、初年度は2580万ポンドの硫化水素が主に紙・石油・化学品の製造施設から大気へ排出されたという。またインディアン居留地内の施設によるEPA及び部族への報告義務も追加された。今回の報告書には、大・小都市の分析と対話型地図、グリーン・ケミストリー等の企業の汚染防止対策など、新たな情報も盛り込まれている。

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