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 韓国、建設事業で発生する廃木材のリサイクルへ

発表日:2014.02.18


  韓国の環境部(MOE)、国土交通部(MOLIT)等は、森林資源と国家予算の浪費を防ぐため、開発事業で発生する廃木材のリサイクルを共同で行うことに同意し、この計画を2013年2月18日の閣議で報告した。これまで同国では、建設事業で発生する廃木材は産業廃棄物として廃棄物処理場で処分され、結果的に森林資源と政府予算を無駄にしてきた。今回合意されたリサイクル計画では、廃木材を、1)景観樹木用、2)硬材用、3)燃料用、4)リサイクル不可として処分、の4段階の選別と有効利用を図る。このリサイクル計画を国内全土で実施すれば、山地の森林伐採で毎年発生する廃木材の80%以上がリサイクルされ、廃木材処分の支出も690億ウォン節約できるという。さらに1725億ウォン相当の輸入代替効果が得られ、温室効果ガス排出量も105万トン削減できるなど、経済と環境に多大な効果をもたらすとしている。

情報源 韓国環境部(MOE) プレスリリース
国・地域 韓国
機関 韓国環境部(MOE)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | 森林資源 | 温室効果ガス | 産業廃棄物 | 経済 | MOE | 廃木材 | 韓国環境部 | 有効利用
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