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 ドイツ連邦環境省、小規模コージェネ発電所等の普及を促進

発表日:2008.09.02


  ドイツ連邦環境省は、気候保護イニシアティブの一環として、50kw以下の小規模コージェネ発電所、および年間電力消費量が15万kw以上のエネルギー効率が高い事業系冷却機器の普及を促進することを発表した。小規模コージェネ発電所には、最高で1万5000ユーロの補助が、事業系冷却機器には投資費用の最大15%の補助が認められ、補助金の財源には排出量取引の売り上げが充てられる。補助金の申請は、連邦経済輸出管理庁で既に受付を始めているが、この補助を受けるためには、最低でも35%の省エネを達成しなければならない。コージェネレーションは、電力だけではなく熱も利用でき、非常にエネルギー効率が高い。エネルギー価格が高騰している現在、家庭でも事業場でも経費削減に大きく貢献する。なお、コージェネレーションの効率的な利用や法的根拠に関しては、新しいパンフレット「エネルギーの3倍利用、電気、熱、温暖化防止:小規模コージェネレーションの手引書」で詳しく紹介している。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 地球環境
キーワード コージェネレーション | ドイツ連邦環境省 | BMU | エネルギー効率 | 発電所 | 気候保護 | 冷却
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