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 ドイツ、イギリス・アメリカとともに、途上国への気候資金の手法を探る新たな取組を開始

発表日:2014.06.03


  ドイツ連邦政府およびアメリカ・イギリス両政府は、「気候ファイナンスのためのグローバル・イノベーション・ラボ」を立ち上げた。これは、各政府および民間部門による新たな取組で、途上国における気候変動への適応と緩和のための新規民間投資を大幅に進めることが期待されている。ドイツ連邦環境省政務次官は「気候変動保護における国際的な投資の需要を、公共予算だけで満たすことはできない。気候変動に配慮した技術分野に、できる限り迅速な民間投資が必要である。そのためには新たな手法が必要であり、今回の『ラボ』が、その新たな手法の研究や試験に果たす役割は大きい」と述べた。政府の代表に加え、銀行、年金基金、プロジェクト開発者、開発金融機関の代表者が「ラボ」に名を連ねる。ラボへの参加者は協力して、幅広い分野に応用可能な、気候変動ファイナンス(資金調達)の新しい手法を探る。気候政策のシンクタンクである「気候政策イニシアティブ」がラボの活動をサポートする。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMUB)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 気候変動 | イギリス | 途上国 | アメリカ | ドイツ連邦環境省 | 緩和 | 適応 | 資金 | BMUB
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