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 アメリカエネルギー省、大気汚染物質・温室効果ガスを削減する先端技術の活用に80億ドルの債務保証

発表日:2008.09.22


  アメリカエネルギー省(DOE)は、石炭火力発電所、工業ガス化設備、先進的な石炭ガス化設備において、大気汚染物質や温室効果ガスの排出を回避・削減・隔離する先端エネルギー技術を導入するプロジェクトを対象に、債務保証の申請を募集する。これは、新規または大幅に改善されたエネルギー技術の商業化を促進する、DOEの債務保証プログラムに基づくもの。3回目の募集となる今回は、総額80億ドルの債務保証のうち、60億ドルは炭素隔離・貯留(CCS)や他の炭素排出削減技術を石炭火力発電所やガス化設備に導入するプロジェクトに、20億ドルは石炭をクリーンに電気、水素、その他のエネルギー製品に変換する最新の石炭ガス化プロジェクトに提供する。プロジェクトの選定基準は、(1)大気汚染物質、温室効果ガスの排出を回避・削減・隔離する能力、(2)技術の商業化のスピード、(3)債務返済の見込み、(4)市場で長期にわたって成功する可能性、となっている。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境 大気環境
キーワード CCS | 石炭ガス化 | アメリカエネルギー省 | DOE | 温室効果ガス | 炭素隔離・貯留 | 大気汚染物質 | 石炭火力発電所
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