アメリカ環境保護庁、有害で温室効果の高いハイドロフルオロカーボン類の使用禁止を提案

発表日:2014.07.10

アメリカ環境保護庁(EPA)は、オバマ大統領の気候行動計画の下、より安全で気候への影響の少ない化学物質で代替できる温室効果ガスの使用禁止を提案した。具体的には、噴霧剤や自動車用エアコン、小売用食品冷蔵庫、自動販売機、発泡剤に使用されるハイドロフルオロカーボン類(HFC)およびその混合物が対象となる。大気浄化法の下、EPAの「重要新規代替物質政策(SNAP)プログラム」では、オゾン層に影響のない代替化学物質や技術の評価を行っている。これまでSNAPは、GWP(地球温暖化係数)の高いHFCの使用を認めていた。しかし、企業や環境団体等の情報を基に、冷蔵庫やエアコン用の冷媒として人々の健康や気候へのリスクの低い新たな代替物質の提案に踏み切り、今回、これを補完する禁止措置を提案した。この措置で2020年までに見込まれる温室効果ガス削減量はCO2換算で最大4200万トン、これは電気使用による年間CO2排出量で500万世帯分以上に相当するという。EPAは、今回の提案に関する意見を連邦官報発表後60日間募集する。

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