ボン条約加盟国ら、インド洋のウミガメ生息地ネットワークを立ち上げ

発表日:2014.09.12

ボン条約(CMS、移動性野生動物種の保全に関する条約)のインド洋・東南アジアウミガメ保護覚書(IOSEA)の署名国25か国がドイツ・ボンで会合を開き、密猟や海岸開発、海洋ゴミなどにより脅かされている6種のウミガメの国際的保護を目指す生息地ネットワークの立ち上げを決定した。このネットワークは、各地域における保全活動の共通枠組みを10年間にわたり作り上げてきた成果で、ウミガメが一生のうちに利用する陸・沿岸・海洋生息地間の連携促進と、保全活動の協力・連携を強化すると期待されている。ネットワークは、現時点ではユローパ島(フランス)やアルダブラ環礁(セーシェル)などインド洋でウミガメをはじめ生物多様性に特に重要な9カ国10地域のコアグループで構成する。会合ではこのほか、包括的な保全管理計画の実施状況を確認し、密猟や違法取引の摘発など重要分野の勧告をまとめた。ボン条約事務局長は、「IOSEAは、条約下で実施されている取組の中でも最も成功したものの一つ」としている。

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