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 アメリカ環境保護庁、P3コンテストでミズーリ大学の食品廃棄物と豚糞の混合処理に関する研究を選抜

発表日:2014.10.15


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、「P3(人間、繁栄、地球)」コンテスト(フェーズ1)で、ミズーリ大学の食品廃棄物と豚糞の混合処理に関する研究を選抜し、1万4874ドルを助成すると発表した。P3コンテストは、環境問題の持続可能な解決に向けた研究や開発の促進を目的として、EPAが全国の学生チームを支援するもので、2004年の開始以降、助成額は1000万ドル以上に及ぶ。ミズーリ大学の研究では、食品廃棄物と豚糞の最適な混合嫌気処理を特定するとともに、エネルギー使用や温室効果ガス、栄養塩回収のデータを収集してライフサイクル・アセスメントを行う。この他、2014年P3コンテスト(フェーズ1)の助成対象となったのは、建物の外壁に使用できる太陽光発電装置や、バイオマス利用の温室暖房による栽培期間の拡大等、計42チームである。過去に助成を受けたチームは、その画期的な発想で小規模事業やNPOを立ち上げており、なかでも廃油利用のバイオ燃料技術は今後のバイオディーゼルを大きく変化させる可能性があるという。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 環境総合
キーワード 廃棄物処理 | 持続可能 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 食品廃棄物 | コンテスト | 助成 | 環境問題 | 家畜排せつ物 | ミズーリ大学
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