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 ドイツ、ディーゼル車の粒子状物質フィルター改良に対する助成制度を再開

発表日:2014.12.30


  ドイツ連邦環境省は、ディーゼル車の排出ガス中の粒子状物質を削減するため、2015年度に3000億ユーロの予算を組み、粒子状物質フィルター改良費用の助成を再開する。ディーゼル車の所有者は、フィルターの改良を行なう場合、最高で260ユーロが補助される。対象となるのは、ディーゼル乗用車、あるいは貨物の運搬に使用される3.5トン以下のディーゼル車で、2015年1月1日から12月31日までにフィルター改良を実施するもの。連邦環境省は、フィルター改良により、特に市街地において大気質の向上が見込まれるため、環境にも健康にも有益だとしている。フィルター改良済みの車両は有害物質のグループ分けでより優良なグループに割り当てられ、識別マークが与えられる。優良な識別マークを与えられた車両は、都市の環境区域に乗り入れる特典が与えられる。助成の申し込みは2015年2月1日から受け付け、制度の運営は連邦経済・輸出管理庁(BAFA)が担当する。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMUB)
分野 健康・化学物質 大気環境
キーワード ディーゼル車 | 排出ガス | ドイツ連邦環境省 | 粒子状物質 | 大気質 | フィルター | BMUB
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