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 IPBES第3回総会、ドイツ・ボンで開幕

発表日:2015.01.12


  2015年1月12日、「生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)」の第3回総会がボンで開会した。IPBESは気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の生物多様性版ともいわれ、生物多様性の現状と傾向に関する、独立性の保たれた信頼できる情報を政策決定者に提供することを目指している。第3回総会では、2013年に行われたボン及びアンタルヤでの2回の総会に続き、総会の機能に関する手続き上の問題や、意欲的な2014‐2018年作業計画の実施に向けた議論が行われる。ドイツは、IPBES事務局のホスト国であり、独自のIPBES調整機関も設置している。ドイツから既に約20名の科学者がIPBESの専門家チームに参加し、土地の劣化と再生、花粉媒介と食糧生産などに関する予備研究を行っているという。ヘンドリクス環境大臣は、気候変動の抑制、生物と遺伝資源の多様性による食料や医薬品の確保など、持続可能な開発には生物多様性と生態系サービスが必要であることを強調している。

情報源 ドイツ連邦環境省(BUMB) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMUB)
分野 地球環境 自然環境
キーワード 生物多様性 | 気候変動 | ドイツ連邦環境省 | 生態系サービス | IPBES | 遺伝資源 | 持続可能な開発 | BMUB
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