海外ニュース


 アメリカ環境保護庁、生態系サービス・マップを作成へ

発表日:2008.10.29


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、米国地理学協会や世界資源研究所(WRI)と協力して、生態系サービスの価値を示すのに役立つツールを開発すると発表した。生態系サービスとは、きれいな空気や水、土壌浸食や洪水の防止、土壌の涵養、食糧等、自然生態系から人間が得ているモノやサービスを指す。EPAは米国地理学協会と共同で、生態系サービスをマップ化する、より良い方法を開発し、この地図を市民に普及していく予定。生態系サービスを表示する地図を策定し、地域コミュニティや州等の意思決定者が、土地利用に関する提案の全体的なコスト・便益を理解できるよう支援する。また、WRIとも連携し、公共・民間部門の意思決定者が、生態系サービスに関する情報やツールを利用する方法について理解を深める。この連携の一環として、EPAの科学者は、企業が生態系サービスを定量化し、経済的・環境的な解決策を立案するのを支援する科学的なツールを共有したいとしている。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA) 
分野 自然環境
キーワード 世界資源研究所 | WRI | アメリカ環境保護庁 | EPA | 生態系サービス | マップ | 地図 | ツール
関連ニュース

関連する環境技術