海外ニュース


 ラムサール条約、2015年ラムサール賞受賞者を発表

発表日:2015.02.16


  ラムサール条約事務局は、湿地の保全と持続可能な利用に貢献した個人・団体を称える2015年「ラムサール賞」の受賞者を発表した。この賞は、湿地に関する1)賢明な利用、2)イノベーション、3)青年の取組、の3部門で構成されており、今回は6ヵ国からの候補者が最終選考に残った。審査の結果、「賢明な利用」部門では、イスラエルでアラブ系女性として初めて自然保護区の管理者となり湿地再生に尽力したジゼル・ハザン氏、「イノベーション」部門では、現代技術も活用して大規模な地域参加型のマングローブ植林・修復を行ってきた、セネガルの海洋環境保護団体「Oceanium」、また、「青年の取組」部門では、地域参加型の管理手法や革新的・創造的な意識啓発イベント等を駆使して首都ボゴタ周辺の湿地保全に取組む、コロンビアのNPO「湿地基金ボゴタ」が選ばれた。このほか、今回は「功績」部門賞として、湿地の保全や利用の分野で長年にわたり多大な貢献をしたアメリカ・韓国の研究者とフランスの研究所の受賞が決定している。

情報源 ラムサール条約事務局 プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 ラムサール条約事務局
分野 自然環境 環境総合
キーワード 持続可能 | 湿地 | 植林 | 表彰 | マングローブ | ラムサール条約 | 自然保護区 | 保全
関連ニュース

関連する環境技術