ドイツ連邦環境省は、2014年12月に政府が決定した「気候保護行動プログラム2020」の実施に経済・社会を結びつけるための新たな行動ネットワークを立ち上げると発表した。バーバラ・ヘンドリクス環境大臣は、ドイツの気候保護に追い風を起こそうと、関心のある組織や取組に対し参加を呼び掛けている。同ネットワークは、「プログラム2000」の実施を支援するほか、現時点では定量化できないとされる、情報・助言・動機づけ等による可能性の実現を図り、加えて今後のさらなる行動の機会も見出すという。ネットワークの会合は、2015年3月25日に初回を、その後は約半年ごとに開催する。会合では国際交渉で用いられる“ウィーン方式”を採用し、経済・産業団体、環境・消費者保護団体等、労働組合、地方自治体、宗教共同体など14のグループを設け、それぞれから発言権のある代表者を決めて議論を進めるという。プログラム2020は、すでに実施が始まっており、2015年末には進展状況について初回の報告が行われる予定である。
情報源 | ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース |
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国・地域 | ドイツ |
機関 | ドイツ連邦環境省(BMUB) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | ドイツ連邦環境省 | 経済 | ネットワーク | 気候保護 | 社会 | BMUB | 気候行動 |
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