アメリカ環境保護庁、第20回温室効果ガスインベントリを公表

発表日:2015.04.14

アメリカ環境保護庁(EPA)は、国内の温室効果ガス(GHG)の排出と吸収に関する2015年版のインベントリ報告書を公表した。これによると、2013年のGHG排出量はCO2換算で約66億7300万トンとなり、2012年の水準から2%増加(2005年比では9%減少)したという。増加の原因は、アメリカ経済全部門でのエネルギー消費増と、発電部門での石炭使用増であった。部門別の排出量上位は、発電(占有率31%)、運輸(27%)、製造(21%)の順になっている。EPAは、総合的なGHG排出データは排出源を知り、費用効果の高い削減策を明らかにするために不可欠との姿勢をとっており、今年は新たに、オンラインで部門・年・GHGの種類別にインベントリのデータを示す機能も設ける。同報告書は1994年から毎年更新され、国連気候変動枠組み条約事務局へ提出されており、今年で20回目となる。オバマ大統領の気候行動計画に基づき、EPAは発電・運輸部門のGHG排出削減や家庭・事業所・工場のエネルギー効率向上に取り組んでいる。

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