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 フランス、「再生可能エネルギー開発国家計画」を公表

発表日:2008.11.17


  フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省のボルロー大臣は、2020年までにエネルギー消費量の23%以上を再生可能エネルギーで供給するという目標の達成を目指し、「再生可能エネルギー開発国家計画」を発表した。計画では、再生可能エネルギー生産量を12年間で倍増すべく、木質エネルギーは2倍、地熱6倍、熱供給12倍、ソーラー発電400倍とする目標を示し、50件の実践的な対策を盛り込んだ。熱供給については10億ユーロ規模の再生可能熱基金を創設し、再生可能エネルギーによる産業部門での熱生産や、集合住宅での地域暖房の改善等を支援する。ソーラー発電については、2011年までに各地域圏に1カ所以上ソーラー発電施設を設置(総計300MW)、風力発電については買取価格を8.2セント/kWhに据え置く一方で、景観への影響等に配慮して土地利用計画を改善すること等を盛り込んだ。各エネルギー源の開発では、景観、大気質や水質、生物多様性等を尊重する方針である。

情報源 フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省 プレスリリース
国・地域 フランス
機関 フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省
分野 地球環境 自然環境 大気環境 水・土壌環境
キーワード 再生可能エネルギー | フランス | 計画 | エネルギー消費量 | エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省
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