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 世界資源研究所、グローバル・フォレスト・ウォッチに森林減少を予測する機能を導入

発表日:2015.04.22


  世界資源研究所(WRI)は、グローバル・フォレスト・ウォッチ(GFW)に森林減少を予測する機能を導入する。GFWは、高解像度の衛星画像を利用して地球規模で森林をモニタリングするオンラインシステムであり、より良い森林管理のため世界中で役立てられている。今回、これにオービタル・インサイト社が提供する最先端の深層学習(人間の脳を模して膨大な情報を処理し、問題を解決する人工知能)アルゴリズムを導入することが発表された。これにより、特定区域で観察された木材運搬トラック数等、森林減少と関連するパターンを検出することで、森林減少を事前に予測し予防的措置を講じることが可能になるという。また、パーム油、牛肉、大豆、パルプ、紙等の世界規模のサプライチェーンが森林減少へ及ぼす影響に関する透明性も高まる。WRIは、オービタル・インサイト社との連携は、最先端の技術を誰もが利用できる形で提供し、深層学習が人類と地球にとってどのように役立つかを示す好例となるとしている。

情報源 世界資源研究所(WRI) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 地球環境 自然環境
キーワード モニタリング | 森林減少 | 世界資源研究所 | WRI | 予測 | 森林管理 | 衛星画像
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