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 国連加盟国、新たな持続可能な開発アジェンダに合意

発表日:2015.08.02


  国連は、193の国連加盟国が、2015年以降の持続可能な開発アジェンダを定めた成果文書に合意したと発表した。成果文書は、2015年9月にニューヨーク国連本部で開催予定の「持続可能な開発に関するサミット」で世界150か国超の首脳により採択される予定である。2年以上の政府間協議の結果、新アジェンダは2030年までに貧困の撲滅、経済的繁栄と幸福の共有、環境保護を目指す17の新たな持続可能な開発目標を掲げる意欲的なものとなった。2000年に採択されたミレニアム開発目標(MDGs)は、2015年までに7億人以上の貧困脱却を支援するなどの成果を上げており、新アジェンダはこの成功に基づいたものである。2012年のリオ+20会議で目標策定の意義が確認され、加盟国はMDGsを踏まえたグローバルでどの国にも適用可能な新開発目標の策定に合意していた。成果文書は貧困根絶を包括的目標に据え、経済、社会、環境の持続可能で包括的成長のため、貧富を問わず全ての国に行動を求めている。

情報源 国際連合 プレスリリース 国連環境計画(UNEP) プレスリリース 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国際連合
分野 環境総合
キーワード 経済 | 貧困 | 環境保護 | ミレニアム開発目標 | 国際連合 | アジェンダ | MDGs | 持続可能な開発
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