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 アメリカ海洋大気庁、海洋生物種の回復のため450万ドル以上を拠出

発表日:2015.09.02


  アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、「2015年度漁業種回復助成プログラム」から、絶滅の恐れがある海洋生物種の回復の取組のため、全国各地のプロジェクトに計450万ドル以上の助成金を提供すると公表した。助成対象となったプロジェクトは、絶滅の恐れがある種を「絶滅の危機に瀕する種の保存に関する法律」の保護が必要ないレベルまで回復させるため、管理、調査、普及活動を行う。2015年度は、フロリダ州、ニュージャージー州、ハワイ州、メリーランド州、連邦政府の認めた部族社会であるペノブスコットにおける5件の新規プロジェクトに計81万7302ドルを提供する。例えば、フロリダ州の魚類および野生生物保全委員会は、性別判定の新技術を利用して絶滅の恐れがあるチョウザメの保全および回復に取り組むという。また、複数年度にまたがる継続プロジェクトとして、12件の州のプロジェクトと2件の部族社会のプロジェクトに計370万ドル助成する。NOAAは、2016年度の助成プロジェクトの募集を開始することも併せて発表した。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 自然環境
キーワード 海洋生物 | NOAA | 絶滅危惧種 | 漁業 | アメリカ海洋大気庁 | 回復 | 生物種
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