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 欧州化学物質庁、川下ユーザーのための化学物質安全性報告書の作成ガイドブックを公表

発表日:2015.09.07


  欧州化学物質庁(ECHA)は、化学品のサプライチェーンの川下ユーザーが化学物質安全性報告書を作成する際に利用できる実用的なガイドブックを公表した。このガイドブックは、サプライヤーが提供する曝露シナリオに川下ユーザーによる化学物質の使用方法が含まれていない場合に、川下ユーザーがリスクを評価し、化学物質安全性報告書を作成するのに役立つという。ガイドブックは、ECHAの「川下ユーザーに関するガイダンス(セクション5)」を補完するもので、化学物質安全性報告書/曝露シナリオロードマップの一部として作成された。ガイドブックの内容は、化学物質安全性報告書に関するニーズを把握するために実施した川下ユーザーに対するアンケート調査に基づいており、1)化学物質に関する情報収集、2)化学物質安全性評価の実施、3)川下ユーザー化学物質安全性報告書の作成、4)報告書の結果の顧客への情報発信、5)ECHAへの報告、等の方法に関する助言や例が含まれている。

情報源 欧州化学物質庁(ECHA) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州化学物質庁(ECHA)
分野 健康・化学物質
キーワード 化学物質 | 欧州化学物質庁 | ECHA | ガイドブック | 安全性
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