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 アメリカエネルギー省、住宅用温水器にエネルギースターを導入

発表日:2008.12.31


  アメリカエネルギー省(DOE)は、住宅用温水器にエネルギースターを導入すると発表した。給湯は、アメリカの家庭部門のエネルギー消費量の約15.5%を占め、家庭では、冷暖房に次ぎ、2番目にエネルギー消費量が多い分野。エネルギースターで認定された温水器は、特定の温水技術を利用し、コストを7.5%から最大55%削減可能だという。今回、エネルギースターの使用が認められた温水技術は、(1)断熱、熱吸収、バーナーを改善した効率の高いガス貯蔵式給湯器、(2)ガスの熱をより効果的に水に伝えるガスコンデンシング給湯器、(3)必要時にのみお湯を沸かし、待機中のエネルギーロスを無くす、タンク無しのセントラル給湯器、(4)大気熱を使うヒートポンプ給湯器、(5)太陽熱を利用したソーラー温水器の5つ。これら新基準の導入により、5年間でCO2排出量を約420万トン削減し、光熱費を8億2300万ドル節約できると見込まれている。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境
キーワード アメリカエネルギー省 | DOE | 給湯 | 住宅用 | エネルギースター | 温水器 | エネルギー消費量
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