アメリカ海洋大気庁、絶滅の危機に瀕した海洋生物8種の保護計画を公表

発表日:2016.02.10

アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、「絶滅の危機に瀕する種の保存に関する法律」の下で絶滅危惧種に分類されている種のなかでも、特に絶滅の恐れが高い8種の海洋生物の保護へ向けて今後5年間の行動計画を公表した。この計画により、NOAAは地方、州、部族社会の各政府や学術機関、市民と連携して、これらの種の個体数の減少を食い止め、回復に向かわせる。8種は、サケ3種、クジラ2種、アザラシ、ウミガメ、アワビから成る。計画の一つでは、保護対象に指定されたカリフォルニア沿岸のサケを守るため、氾濫原や河口の生息地を回復させる取組を拡大する。また、同じく指定種の一つ、ハワイモンクアザラシは遺伝的多様性が低く、新たな病気に対応できない恐れがあるため、病気の大流行やそれに伴う死亡を検知および回避することに取り組む。NOAAは、これらの種の個体数が回復すれば健全な海洋食物網の維持に果たす役割は大きく、持続可能な漁業の推進や観光業の活性化に寄与するとしている。

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