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 生物多様性条約、第1回条約実施補助機関会合を開催

発表日:2016.05.08


  生物多様性条約(CBD)は、カナダのモントリオールで第1回条約実施補助機関会合(SBI-1)を開催した。SBIは、生物多様性戦略計画2011-2020の実施やCBDの意思決定体制のより効果的な運営方法を検討するため、条約実施に関する作業部会の後続として設置された。今回の会合では、主に、1)農林水産業や観光業に重点を置いた生物多様性の主流化、2)能力構築および技術的・科学的協力、3)生物多様性戦略計画2011-2020の進捗評価、4)バイオセーフティに関するカルタヘナ議定書の実施状況、5)名古屋議定書の実施状況、6)生物多様性関連の協定の相乗効果、7)資源動員、8)資金メカニズム、9)国別報告書、10)条約および議定書の間の作業の統合、11)条約の管理(機能の見直しなど)、12)SBIの運営、について検討した。会合で採択された勧告は、2016年12月にメキシコのカンクンで開催される生物多様性条約第13回締約国会議(COP13)で検討される。

情報源 生物多様性条約(CBD) プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約(CBD)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 生物多様性 | 生物多様性条約 | CBD | バイオセーフティ | カルタヘナ議定書 | 農林水産業 | 戦略計画 | 観光 | 名古屋議定書
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