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 ドイツ連邦環境省、再生紙使用でジーゲン市とテュービンゲン大学を表彰

発表日:2016.10.11


  ドイツ連邦環境省(BMUB)は、再生紙の使用率の高さを競うコンテスト「パピアアトラス2016」で、ドイツ西部のジーゲン市を表彰した。同市は行政機関では再生紙利用率が100%で、学校や印刷工場などの積極的な再生紙利用も評価された。再生紙の利用は貴重な資源の節約のため、行政機関はもちろん、企業、消費者も簡単に貢献出来る手段である。BMUB、ドイツ都市自治体連盟、ドイツ大学連盟、連邦環境庁などが参加している再生紙イニシアティブ(IPR)は、9年前からこのコンテストを開催、自治体の再生紙使用率を地図上で分かりやすく示す「パピアアトラス」も公表して再生紙利用を促進している。コンテストは再生紙利用への動機付けになり、今回は91の都市と36の大学が、紙の消費量と再生紙の使用率を報告した。再生紙の選択にはドイツの環境ラベル、ブルーエンジェルの果たす役割も大きく、ドイツの大都市ではブルーエンジェルの付いた再生紙の使用率が平均で85%に達しているという。今回は初めて大学部門も行われ、1位はテュービンゲン大学が受賞した。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMUB)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 環境ラベル | ドイツ連邦環境省 | ブルーエンジェル | コンテスト | 表彰 | 再生紙 | BMUB | ジーゲン市 | テュービンゲン大学
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